正論,王道について再認識させられる本.古い本ではあるが,今だに評価が高いので読んでみた.

高給取りではない大学教授の筆者が如何にして莫大な財産を築いたかを,正直に述べてある本である.レビューにもあるが,書いてあることはあたり前のことである.みんなダイエットには適度な運動とカロリーを控えた食事が重要なことは知っている.知っているけどなかなかできない.そういう状況では正論,王道を忘れがちだが,やはり,正論,王道に従うの確実であると再認識する.

一方で,正論とは強者の理論だという反論もある.誰が見ても正しい方法だが,多くの人はそれを実践しない,実践できない.障害や他の誘惑に負けてしまうのだろう.やはり,筆者はそこまで強調してはいなかったが,要するに,望ましい習慣を身に付けられるか否か,が勝負の分かれ目なのだろう.習慣になってしまえば継続するのは苦ではない.収入の1/4を貯金するのは一見難しいが,大多数の人,特に大学教授のようにそれなりの職業であればなおさら,世間には自分より収入が1/4少ない人は沢山いるだろう.それらの人と同じレベルまで生活レベルを下げれば良いだけの話しである.

なんとなく中途半端だが,今日は眠いので,もう寝る.